お正月の楽しみ『箱根駅伝』

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芦ノ湖

私は30年来の「箱根駅伝」のファンです。

1月2日は東京・大手町から大学20校と学連選抜の計21人の若者達が走り出します。ビル群を抜けて国道1号線を、鶴見・戸塚・平塚・小田原の中継所でバトンを引き継ぎながら、箱根の芦ノ湖を目指す約110㎞、6時間20分ものレースです。

鍛えられた若者達の走りが素晴らしいこと、沿道の景色が都会から湘南海岸そして標高差840mの箱根の山へ登り芦ノ湖に下ること、監督車からの掛け声が凄いこと、白バイの先導が格好いいこと等々、観ていてワクワクしっぱなしです。

特に最後の山登りは、その得意な選手が選ばれて、山の神と呼ばれます。今年トップで山を駆け抜けたのは、青山学院の1年生。危なげのない素晴らしい走りでした!バスでさえウーウーと唸りながら登るあの天下の険をスイスイと・・・凄いです!!

3日の復路は同じ道を駆け戻ります。氷点下1℃の箱根から日差しの暖かい都会へ。湘南を走る選手達の額には汗が光ります。

元旦の実業団駅伝では、今年創部51年のホンダが初優勝しました。走った7人の若い選手達は全員箱根駅伝の経験者だったそうです。しかも揃って優勝経験のない大学出身だったと。きっと箱根の経験と思いが生きたのでしょうね。

今年は復路も青山学院がトップを守り、2年ぶりに総合優勝を成し遂げました。2位に入った順天堂大学は、ここ10年ほどは低迷していたのに、目覚ましい復活でした。

今年で97回ということは、始まりは大正時代ですね。こんな凄いレースを考え出して実行した方々に、拍手を送ります。

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