2022年3月– date –
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好日
城址公園の『カタクリ、桜、そして石垣』
晴天の月曜日、花好きの友人とお花見に出かけました。横浜線の片倉駅下車。10年ぶりです。素朴な駅の周辺には、駐車場が増えていました。 公園の入り口を入るとすぐ左側の池には、張り出した枝にカワセミが止まっていました。私の知っていたカワセミの子孫... -
読感
英訳で読む芭蕉の俳句の世界『松尾芭蕉を旅する』(ピーター・J・マクミラン)
この訳者マクミランさんは、朝日新聞に連載している「星の林に」で日本の詩歌を英訳しています。私はそれをずっと読んでいるファンなので、この本が出てすぐに買いました。 芭蕉の俳句も大好きで、このブログの最初にも書いたように、『奥の細道』への旅も... -
好日
2年ぶりの青山「ROSEBAY」
新型コロナの感染者が減ってきて、非常事態宣言が解除になりました。私もワクチンを3回接種してもらいましたし、2年ぶりに青山にあるお店へ行きました。 「ROSEBAY」はヒマラヤ岩塩を売っている小さなお店です。地下鉄「表参道」からA2の階段を上り、伊... -
読感
さりげなくて美味しそうな料理の『真夜中の栗』(小川糸)
ベルリンに滞在中の日記エッセイです。この作家の作品には度々美味しそうな料理が登場します。本人が料理好きな方だと分かりました。 まずパンケーキ。ささっと焼いて、バターとメープルシロップで。焼いた本人が、ホテルにいるみたいと、うっとりしていま... -
好日
温かさに誘われて咲き出した『シデコブシ』
昨日、今日の朝方雨、日中25℃という温かさに、ご近所にあるシデコブシが咲き出しました。 名前の由来は、花びらが8枚ほどに細くて、神社などのしめ縄につける四手という紙の飾りに似ているからだと言います。 先日まではヒヨドリが止まって、出始めた芽を... -
読感
愛にあふれた『愛なき世界』(三浦しをん)
T大としているけれど、これは本郷の東京大学・大学院理学系研究科生物科学専攻の面々に、作者が綿密に取材した結果の話でしょう。 登場するのはいつも黒い服を着た殺し屋のように見える松田教授(男)、助教の川井(男)、ポスドクの岩間(女)、院生の本村(女... -
好日
国立新美術館で観た『メトロポリタン美術館展』
始まって丁度1ヶ月の美術展を予約して、行きました。2100円の入場料というのは、ずいぶん高いと思いますが、それだけ貴重な展示ということでしょう。 最初の部屋は「信仰とルネサンス」。聖書の中の話を題材にした15世紀の絵画です。 いきなり2枚の... -
読感
社長は大嵐に遭う『海が見える家 続編&続々編』(はらだみずき)
姉の宏美は、1つの部屋に凪子の流木オブジェや貝細工を置き、売り始めました。そして館山駅近くのスナックで働き始め、ついに都会へ戻って行ってしまいました。 1人になった文哉は、暮れから正月に体調を崩して寝込み、これからどうするか考えました。別荘... -
読感
好きなことをして暮らせ!『海が見える家』(はらだみずき)
緒方文哉は就職1ヶ月で会社を辞めます。ブラック企業だと気づいたので。その矢先に、見知らぬ男から電話で父の死を知らされます。 父は離婚してから、小2年の文哉と小5年の姉・宏美を育て上げ、2人が独立してから千葉・南房総に引っ越していました。2...
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