著者の経歴は、1960年生まれ。東京大学医学部卒、精神科医。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっています。
経験に裏打ちされたアドヴァイスが、とても気持ちを楽にしてくれました。今は人生100年時代と言われています。でも寝たきりになっては詰まりません。元気で長生きできるようにとの忠告です。著者はこの本で後期高齢者という言葉は寂しいからと、幸齢者と記してくださっています。
( )内は、私の心の声です。
- 医療に頼らない。大きな病院より身近に話しやすいかかりつけ医院を持つ。(あります)
- 健康診断の結果で一喜一憂しない。薬は必要最小限に。(了解)
- 認知症は必ずやってくる。ならば今のうちにしたいことをする。食べたいものを食べ、行きたいところへ行き、やりたい事をする。ただし自分でコントロールできる範囲で。(同感!)
- 免疫力を高める。そのためには、出来ることをし、日を浴びて1日30分は歩く。(家事をこなし、毎日歩いています)
- 癌は切らないでよい。闘病よりも病気を受け入れて、共に生きること。苦しまない方法を共に考えてくれる医師を持つ。(そうしたい)
- 気楽に楽しく暮らす。厭なことは忘れ、目の前の楽しいことに集中する。(読書とブログ書きに集中しています)
- 猛暑の夏はエアコンを入れ水分を摂る。(了解!)
- 考え方を柔軟に。選択肢は1つだけではなく、いくつもあると考える。(心がけます)
- お金は子どもに残さない。自分のために使う。 (う~ん、心がけましょう)
- 頭がはっきりしているうちに大事なことを決めておく。(決めました)
- 認知症が進むとニコニコ笑顔。神様が最後にくれたチャンス。(そうなりたいです!)
和田先生、ありがとうございました。かなり出来ていることと、心がけねば、と思うことがあります。でも「Let it be。」で過ごして良いというのは、気が楽になりました。
コメント