父親が3人もいる『そして、バトンは渡された』

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映画鑑賞

これは原作になった小説も読んでいて、そういう場合はイメージと違ってがっかりすることがあります。ところがこの話は、映画の方が納得しました。

内容は、なんてとんでもない!という現実離れした話です。それなのに、感動しました。

優子という女の子には実父がブラジルにいますが、実際に育てているのは父の2度目の妻である継母です。演じる石原さとみがチャーミングです。優子への愛が溢れていて、ハチャメチャに見える行動もすべて彼女の幸せのためというのが動機なのです。

ピアノを習いたい彼女のために大金持ちのグランドピアノを持つ老人と再婚するかと思えば、知的なお父さんを与えたいと、東大卒のちゃんとした勤め人と再々婚します。一番長く父親役を務めるのが、この田中圭演じる優しい義父です。

優子はその名前のように優しい女性に成長します。演じる永野芽郁が適役です。そしてピアノの上手い大好きな幼馴染みと結婚します。

血のつながりではなく、周囲の大人の愛情に包まれて、子どもは真っ直ぐに育つものなのだと改めて思わされ、涙しました。

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